BOSE(ボーズ)ワイヤレスイヤホンQuietControl 30
こんにちは。レビュアーのタケです。ワイヤレスイヤホンレビュー第3弾。
今回で最終回です。
ついに手を出してしまいました。BOSE(ボーズ)製のワイヤレスイヤホン「QuietControl 30 wireless headphones」です。ANC(アクティブノイズキャンセリング)機能を有したワイヤレスイヤホンの中では2019年時点で一番評価が高く、そしてお値段も相応でAmazonでの価格は29,700円でした。
今まで購入レビューしてきたワイヤレスイヤホンよりも高額ですが結論から言うと最高でした。
やはり最初から一番いいものを買っておくべきでした。値段が高くても評価が高いだけのことはあるなといった感じでノイズキャンセリング機能は他の製品よりずっと良いです。第1回で試した1万円以下のイヤホンとは比較にならないレベルです。
もちろん外部の音が完全に遮断されるわけではありませんが、ずいぶんカットされるので気にならなくなります。中途半端なものは結局不満が残るので毎日使うものは、少し良いものを買っておいた方が満足度は高いと感じました。
タケレビューでワイヤレスイヤホンを3つ紹介してきましたがQuietControl 30 wireless headphonesを一番オススメすることにします。
- 周囲の雑音を気にせず勉強や仕事をしたい方
- まともに使えるANC(アクティブノイズキャンセリング)のイヤホンが欲しい方
- 電車・飛行機・カフェなど移動先で手軽に雑音を消したい方
- ワイヤレスイヤホンでも音質は良いものを使いたい方
- 安価なワイヤレスイヤホンが欲しい方
- 耳の形状がいびつで一般的なイヤホンが入らない方
- 運動しながら使いたい方
オススメ・不向きの詳細は以下で解説してまいります。
BOSE QuietControl 30(QC30) 製品仕様
電源持続時間 | 10時間 |
---|---|
色 | ブラック |
商品の寸法 | 1.9 x 16.5 x 15.2 cm |
形状 | インナーイヤーヘッドホン(イヤホン) |
重量 | 65 g |
BOSE QuietControl 30 レビュー
まずは簡単に化粧箱からの紹介ですが、今まで見てきたワイヤレスイヤホンに比べて何倍も大きいです。
化粧箱背面です。説明が書いてありますが英語です。
外側の化粧箱のカバーを外すと中から黒い箱が出てきます。かなり高級感があります。
黒い箱は観音開きになっていて本体のイヤホンが登場します。やはりBOSEのイヤホンはカッコいいです。
イヤホン本体をご覧いただくと分かりますが、QuietControl 30 は、ネックバンド型というタイプのワイヤレスイヤホンで、首にかける本体と耳までのケーブルがあるタイプです。
そのため、カナル型や耳掛け型、インナーイヤー型といった形状のワイヤレスイヤホンに比べて、運動する際には若干邪魔に感じるかもしれません。(有線のイヤホンに比べれば格段に動きやすいですが)
内容物をすべて出してみました。ワイヤレスイヤホン本体、給電用のUSBケーブル、イヤホンケース(円形)、説明書類です。保証は一年間ついているようですが、Amazonでの購入フォームを見ると、オプションで5年保証も付けることが出来ます。
高機能な分、ワイヤレスイヤホンとしてはやや大きめです。QuietControl 30 はネックバンド型ですが、重量は65gしかないので、首にかけても特に重みを感じるといった事はありませんでした。
耳回りです。BoseのイヤホンはQuietControl 30に限らずですが、イヤーチップ(ゴム部分)が独自の形状をしています。
一般的な耳の形状で普通のイヤホンが使える人にはすごくフィットしますが、耳の形状がいびつで通常のイヤホンが入らないという方はイヤーチップを少しカットするなどしないと入らないかもしれません。(私は、少し耳の形がいびつなので、ゴムのとんがり部分をカットすることで使えるようになりました。)
背中側には少し控えめにBOSEと印字されていてオシャレな感じです。小さな穴は集音マイクでこここから拾ったを元に打ち消し音を発生させ、ノイズキャンセリングを行います。
音量の上下ボタンです。
ANC(アクティブノイズキャンセリング)機能のキャンセリングレベルを調整できます。※後述するアプリからでも調整できます。
説明書は多言語で記載されていて、下部に日本語でも説明が記載されていますので、一通り読むことが出来ます。
イヤーチップのMサイズは、初めから本体につけてありますので、LサイズとSサイズは個別に同梱されています。イヤーチップ単体での別売りもされています。
電源スイッチは本体のネックバンド先端部にあります。
本体への給電はUSBケーブルを、本体(ネックバンド)の下側にあります。
給電用のUSBケーブルはよくあるタイプのUSB Type-Aから、microUSB Type-Bです。
給電元側は、USB Type-Aです。
上写真のmicroUSB Type-B側をワイヤレスイヤホンの本体に接続することで給電します。防水仕様のイヤホンではありませんので、水没や雨天時の使用はご注意ください。
充電中はランプがオレンジ色に、充電が完了するとランプが緑色に点灯します。1回の充電で最大10時間の使用が可能です。
Bluetoothで接続先を探している際はライトが青色に点灯します。
高級ワイヤレスイヤホンなので専用ケースが付いています。ケースも単体で別売りでも購入可能です。
ケース内はイヤホンが傷つかないように柔らかい生地で出来ています。
BOSE QuietControl 30 ファームウェアアップデート
BOSE QuietControl 30は、高機能ではありますが発売開始から日が経っていますのでファームウェアが随分と更新されています。
購入時の初期状態のままではANC(アクティブノイズキャンセリング)機能の効果がいまいちに感じるかもしれませんが、ファームウェアを最新版に更新するとノイズキャンセリングが格段に効果的になりました。
ファームウェアのアップデートはスマホ・パソコン両方できますので方法を記載しておきます。ただスマホアプリからだと通信環境が悪いとアップデートにものすごく時間がかかります。(私は結局あきらめてパソコンからアップデートしました)
少し長くなりますので、スマホ・パソコンでご利用される方以外は読み飛ばしてください。
スマホアプリからのファームウェアアップデート
AppStore, Google Playより Bose Connectのアプリをインストールします。
Bose Connectがインストールされましたら、起動してみます。
写真中央部の黒いダウンロードボタンを押すと最新のファームウェアがダウンロードされます。
ネット環境にもよりますがファームウェアの転送が始まってから終わるまで相当時間がかかります。私の場合は途中で通信が切れてしまったので結局パソコンで行いました。
2019/05現在でのファームウェアの最新バージョンは、2.7.6です。
ちなみにですが、スマホアプリ上からもノイズキャンセリングのレベルを調整することも可能です。
パソコンからのファームウェアアップデート
付属のUSBケーブルでBOSE QuietControl 30の本体とパソコンを接続しておきます。その後画像に記載のリンク先https://btu.bose.com/ よりアップデート用のソフトウェアをダウンロード・インストールします。
開いた画面には他の商品も色々並んでいますので、QuietControl 30を選択します。
その後、画面上からアップデートを行うとファームウェアがアップデートされます。iPhone・Androidでアプリ上からも更新は可能なのですが、BOSEのサイトからファームウェア更新用のソフトをダウンロードするのにすごく時間がかかりましたので、私はPCにUSBケーブルでBOSE QuietControl 30を接続することで、ファームウェアをアップデートしました。(環境にもよると思いますが、この方が100倍くらい更新速度が速かったです。)
ちなみに、アップデート用のソフトウェアをパソコンにインストールすると、毎回パソコン立ち上げ時にバックグラウンドで起動するようになりますので、不要でしたら無効にしておくかアンインストールしておくと良いでしょうか。
ファームウェアをアップデートするとノイズキャンセリングの効果は格段に上がったと感じます。
BOSE QuietControl 30 まとめ・感想
今回購入した、BOSE QuietControl 30 wireless headphones について色々と書いてきましたが、ANC(アクティブノイズキャンセリング)機能が抜群に良い。これに尽きます。
QuietControl 30 は、他のワイヤレスイヤホンと比較してみても良いほうだと思いますが、単純に音楽の音質にこだわりたいという方は、ワイヤレスイヤホンではなくヘッドホンなどを検討したほうが良いかと思います。有線のヘッドホンなどと比べると多少劣るようには感じます。
利用者には電車や飛行機などの移動中に活用する という方も多いようです。私はカフェでコーヒーを飲みながら仕事をする事が多いのですが、どうしても他の人の声がうるさかったりすると集中できない時があるので、ANCが良いものにこだわって少し高い値段に戸惑いながらもこの商品を購入してみました。
恐らく2019年現在、この商品以上にノイズキャンセリングできる商品は無いと思います。ワイヤレスイヤホンの「手軽で動きやすい」と「ANCで周囲の雑音が消える」の両方を一番満たしてくれますので、勉強や仕事で周りの雑音を気にせず集中したい!という人にはこれ以上のワイヤレスイヤホンは無いと思いますので、タケレビューではQuietControl 30をオススメします。
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